上の子(2歳児)のイヤイヤ期は、1歳6〜7ヶ月ごろから、今もずっと続いています。
うちで、ほぼ毎日くり返してもめる場面は、こんな感じです。
- 出発:急に「行かない」が出る。「パパと行く?ママと行く?」と選んでもらう。それでもダメなら、行った先にあるであろう、楽しいことを伝える(一時保育なら「どんなおやつが出るかな?いいなぁ」のような感じで)
- 歯磨き:イヤがる日は、遊びや絵本を先にしたがる。仕上げ磨きの途中で、足で顔を蹴ったり、メガネを外したりして、邪魔をしてくる
出発は、選択肢や先の楽しみでも通じない日があります。歯磨きも、日によってはうまくいきません。そうなると、その場で「次はどうしよう」と考え続けて、親が疲れます。下の子(0歳児)もいるので、なおさらです。
そこで、「通じなかった時の最後の対応まで、先に決めておく」ことに意味があるのか、チャッピーに聞いてみました。
先に決めておくのは、意味がある
チャッピーの答えは、「意味がある」でした。
アメリカのCDC(疾病対策センター)も、2〜4歳の子には、毎回同じように対応して、次に何が起こるかを分かるようにして、言ったことを実行することを大事にしているそうです。
ただ、「このセリフなら必ず効く」という、場面別の研究は確認できなかった(根拠なし)とのこと。なので、これから書く手順は、チャッピーの提案を、うちの場合に当てはめたものです。
大事なのは、「選択肢が効かない → 別の作戦 → またダメ → さらに別の作戦」と、その場で考え続けないことだそうです。
目的は、子どもを泣かせずに動かすことではなく、親が毎回「次どうしよう」と悩まなくて済むようにすることです。
出発は、「ここまで」を決める
今の「選択肢 → 先の楽しみ」は、そのままでよいそうです。そのあとを、こう決めます。
- 「パパと行く?ママと行く?」
- ダメなら「今日は〇〇のおやつがあるかな?」
- それでもダメなら「行きたくなかったね。でも今日は行くよ。パパが手伝うね」と言って、出発する
3つ目まで試したら、4つ目、5つ目の説得材料は探しません。目標は、本人を完全に納得させることではなく、必要な予定を、親が進めることです。
選択肢のくわしい話は、一時保育を渋る2歳児に効いた「選択肢」の声かけの記事にも書いています。
歯磨きは、「前」と「途中」で分ける
歯磨きは、磨く前と、磨いている途中で、分けて決めます。
磨く前:遊びや絵本を先にしたがる
順番を「歯磨き → 絵本 → 寝る」に固定します。「絵本が先!」と言われたら、「絵本が先がよかったね。歯磨きしたら絵本だよ」と言って、終わります。そのあとは、順番の交渉をくり返しません。
この順番は、アメリカ小児科学会(AAP)も、寝る前の習慣として勧めている「歯磨き、絵本、寝る」と同じ流れです。
磨いている途中:蹴る、メガネを外す
ここは、安全が先です。チャッピーの提案は、こうでした。
- いったん、歯ブラシを口から出す
- 「足は下ね。磨くよ」と言う
- 安全な姿勢に戻して、短く仕上げ磨きをする
邪魔されるたびに、説教や長い説明はしません。
歯磨きは、100点まで長く格闘するより、「安全に、短く、必要なところを磨いて終える」ほうを優先します。
全部の場面は、決めなくていい
全部の場面を決める必要はありません。決めておくのは、次のような場面だけです。
- 毎日のようにもめる
- 安全や健康に関わる
- 始まると、親がかなり消耗する
- パパとママで対応が分かれやすい
たまにしか起きない場面や、すでにうまくいっている場面は、その場の対応で大丈夫です。
通じなかった日は、どう考える?
決めた対応が通じなくて、泣かれる日もあるはずです。2歳児は、昨日できたことが今日はできない、ということも普通にあるそうです。
見るポイントは、「泣かなかったか」ではなく、「親が毎回ゼロから悩まずに済んだか」と、「決めていた対応で、最後まで進められたか」です。
たとえば、「あと1回で帰ろう」と言って、大泣きされても、抱っこで帰れたなら、親の対応は予定どおりです。
まとめ
- 選択肢と先の楽しみが通じなかった時の「最後の対応」まで、先に決めておく
- 出発は、3つ目まで試したら、親が進める
- 歯磨きは、順番を固定する。蹴られたら、いったん止めて、安全な姿勢に戻して、短く終える
- 全部の場面は決めない。ほぼ毎日もめる場面、安全に関わる場面から決める
- 評価するのは「泣かなかったか」ではなく、「毎回悩まずに済んだか」
うちは、まず出発と歯磨きから決めます。


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