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最近、車で英語のCDを流したり、家の中でも英語の歌を流したりしている。「英語耳は3歳までに完成する」とよく聞くけど、いろいろ気になることが出てきたので、チャッピーに聞いてみた。
- そもそも英語耳って何なのか
- 本当に3歳までに完成するのか
- 上の子(2歳児)が今から始めるのでは遅いのか
チャッピーに聞いてみた
そもそも「英語耳」って何?
「英語耳」は正式な専門用語ではなく、一般的には日本語にはない英語の音の違いを聞き分けやすい状態を指して使われている言葉らしい。例えば日本語話者が苦手になりやすい英語の/r/と/l/の聞き分けなど。
赤ちゃんは生まれた直後、周囲で使われていない言語の音も比較的広く聞き分けられるが、生後6〜12ヶ月頃に普段聞いている言語に合わせて耳の感度が最適化されていき、母語の音はより得意に、母語にない一部の音の区別は弱くなっていくらしい。つまり「英語耳」の中身に近いのは、英語特有の音を区別する力とのこと。
本当に3歳までに完成する?
「3歳で完成」という明確な期限を支持する確立した根拠はないらしい。変化が大きいのはむしろ生後6〜12ヶ月頃とのことだが、この時期に日本語向けに最適化されたからといって、その後英語の音を学べなくなるわけではないとのこと。
- 0〜1歳:音をかなり柔軟に学ぶ時期
- 2〜3歳:まだかなり柔軟
- それ以降:普通に学習可能
くらいの理解でいいらしい。「3歳までに聞かせないと取り返しがつかない」と焦る必要はないとのことだった。
2歳から始めるのは遅い?
全然遅くない、むしろ十分早いらしい。ただし1つ注意点があるとのこと。
音声やCDだけを一方的に流すより、人とのやり取りを混ぜた方が学習効果が出やすい、という研究があるらしい。「英語CDを流す=無意味」ではないが、「大量に流す=自動的に英語耳完成」でもないとのこと。
2歳児なら、人とのやり取りを足すのがおすすめらしい。
- CDを流しながら一緒に頭や肩を触る
- 「apple」が出てきたら「りんごだね」と反応する
- 子どもが好きな曲なら一緒に歌う
この「人とのやり取り」は発音の正確さより、一緒に反応すること自体がポイントらしいので、僕たちのような素人英語でも問題なさそう。
「毎日30分!」と気負う必要はなく、車ではBGMとして流して、家では5〜10分だけ一緒に歌って遊ぶくらいで、今の年齢なら十分とのこと。ちなみに我が家は「頭のいい子が育つ英語のうた45選」のCDを車で流している。
ちなみに我が家は、有名どころの英語の歌を繰り返し聞けた方がいいだろうと思って「頭のいい子が育つ英語のうた45選」を購入。車で流すためにCD付きを選んだ。
最初はいつも流していた日本語の童謡でなくなったからか、上の子が「これじゃない!」と言っていたが、最近は慣れて口ずさむようになってきた。
頭のいい子が育つ英語のうた45選 Let’s sing English songs! 価格:2200円 |
英語耳が育つと、何がいい?
一番期待できるのは、将来英語を本格的に学ぶ時の音の土台らしい。
- 似た音の違いを聞き取りやすい
- 聞いた音をより正確に真似しやすい
- 発音も作りやすい
- 英語を連続した「謎の音」ではなく、音のまとまりとして捉えやすくなる
といったメリットが考えられるとのこと。ただし、ここは過大評価しない方がいいらしい。
英語の音を聞き分けられる≠英語を話せる、英語の意味が分かる、文法や語彙が身につくとのこと。英語耳はあくまで土台の一つで、語彙・意味理解・会話経験・文法は別途必要になるらしい。
まとめ
「英語耳=3歳までに完成する」は思っていたより単純化された話だった、というのが一番の気づき。特に2歳の今は、「英語を勉強させる」より、英語の音を嫌がらず歌として楽しめる状態を作っておく方が、長期的には使いやすい土台になりそう。
今の「車でCD、家で歌」というやり方自体は間違っていなかったので、そのまま続けつつ、たまに一緒に歌ったり反応したりする一手間を増やしてみようと思う。
参考にした資料
- Kuhl PK, et al. Foreign-language experience in infancy: effects of short-term exposure and social interaction on phonetic learning. Proc Natl Acad Sci U S A. 2003;100(15):9096-101.
- Kuhl PK, et al. Infants show a facilitation effect for native language phonetic perception between 6 and 12 months. Dev Sci. 2006;9(2):F13-F21.


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