上の子(2歳児)は、家では昼寝しない日の方が多いです。ただ、お出かけの帰りが夕方ごろになると、車の中で寝てしまうことがあります。寝るのは15時か16時ごろからで、30分から1時間くらいです。
夜は、20時半から21時ごろに寝ることが多いです。夕方に寝た日でも、21時半には基本寝ています。昼寝を長く寝た日は夜に響く気もしますが、はっきりした実感はありません。
「昼寝は何時までなら、夜の寝つきに影響が出ないのか」。時刻の目安があるのか、チャッピーに聞いてみました。
チャッピーに聞いてみた
「何時まで」という基準はあるの?
チャッピーの結論は、「2歳児は〇時までに昼寝を終える」という、医学的に決まった基準は確認できない、とのことでした。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」には、1〜2歳は11〜14時間の睡眠を目安にする、と書かれています。アメリカ睡眠医学会の推奨を引いたもので、昼寝を含めた1日の合計です。イギリスのNHSのサイトにも、5歳未満の子は午後の長い昼寝を避ける、とありますが、何時とは書かれていません。
なので、「15時までに起こすのが正解」とまでは言えない、というのがチャッピーの見立てでした。
長い昼寝は、夜に影響する?
ここは、わりと一貫しているそうです。0〜5歳の昼寝の研究をまとめたレビューでは、2歳以降は、昼寝があると夜の寝つきが遅くなる、という関連が報告されています。ただ、調べられた研究はすべて、子どもの様子を観察しただけの研究で、根拠の強さは「低い」と評価されています。関連はありそうでも、昼寝が原因とまでは言い切れない、とのことでした。
日本の研究もあります。0〜5歳の967人を調べたもので、2歳児では、昼寝が2時間以上あった日は、昼寝なしや1〜2時間未満の日より、その夜の就寝時刻が遅かったそうです。
チャッピーのまとめは、「昼寝が悪い」のではなく、昼間にたくさん寝ると、夜までに眠気がたまりにくい、というものでした。なお、昼寝を始める時刻そのものの影響を調べた資料は、今回は確認できませんでした。
夕方に車で寝てしまったら?
チャッピーなら、16時から寝た日は、30分ほどで起こして夜の様子を見るそうです。この「30分」は公的な基準ではなく、実践的な案で、根拠は弱いとのことでした。
逆に、15時から30分寝ても、20時半〜21時に普通に寝られるなら、無理に防ぐメリットはあまりない、とも言っていました。
一方で、「16〜17時に昼寝をして、22時まで全然寝ない」が何度も続くなら、その子にはその昼寝が遅すぎる、または長すぎる、ということ。「16時まで」のような時刻の目安より、こちらの方が大事なデータになるそうです。
試すなら、1週間ほど、夕方の車寝を30分くらいで切り上げて、夜に寝た時刻を記録する方法があるそうです。いつも通りに寝かせた週と比べて、夜に寝る時刻が20〜30分早くなり、夕方の機嫌も大きく崩れないなら、30分くらいがその子に合っているのかもしれない、とのことでした。これも実践案で、根拠は弱いそうです。
うちでも、夕方の車寝を、起こしたことがあります。起こした瞬間の機嫌はすごく悪かったですが、夜はいつもと変わりませんでした。夕方に寝ても21時半には基本寝ているので、「夕方寝は絶対禁止」とまでは考えなくてよさそうです。
ただ、22時ごろまで起きている日が数回ありました。お昼に昼寝をしていた日もありましたし、外出して帰りが遅かった日や、なぜかずっとテンションが高かった日もあります。夜の寝つきには、昼寝の時刻や長さ以外にも、いろいろ影響しそうです。
車の中で寝ること自体の注意点は、チャイルドシートで寝るのは大丈夫?の記事に書いています。
昼寝はいつ卒業するの?
個人差がとても大きいそうです。昼寝を完全にやめた子の割合をまとめた研究では、2歳になる前にやめた子は2.5%未満、3歳ごろまでに約3人に1人でした。研究ごとのばらつきも大きく、「3歳で卒業」が正解ではないとのこと。厚生労働省のガイドも、昼寝の必要性が下がるのは4〜5歳以降としています。
昼寝を減らしてよさそうな目安は、こんな状態が続くときだそうです。これは実践的な目安で、根拠は強くありません。
- 昼寝なしでも、夕方まで比較的ご機嫌
- 夕方に寝落ちしない
- 夜まで極端に眠そうにならない
- 昼寝をすると、毎回夜の寝つきがかなり遅れる
親が疲れている日の手抜き版
チャッピーは、これだけで十分としていました。
- 昼寝が早い時間に始まった → そのまま寝かせる
- 15〜16時に車で寝た → 30分くらいで起こせそうなら起こす
- 起こすのもしんどい → その日は寝かせてOK。夜が少し遅くなっても気にしない
- 最近、毎晩寝つきが悪い → まず「遅い昼寝を短くする」だけ試す
毎日完璧に昼寝を管理する必要はない、とのことでした。うちでも、起こすのがしんどくて、そのまま寝かせる日がたまにあります。
まとめ
「2歳児の昼寝を何時までに終えるべきか、医学的に決まった時刻はない」というのが、チャッピーの答えでした。ただ、2歳以降は、長い昼寝ほど、夜の就寝が遅くなる傾向があるそうです。
だから見るのは、「何時に昼寝したか」より、「その日の夜に何時に寝られたか」だそうです。
うちは、夕方に車で寝た日でも21時半には基本寝ているので、今のところは気にしすぎなくてよさそうです。でも、「長く寝た日は夜に響く気がする」という感覚は、まだはっきりしません。
ここに書いたのは、チャッピーの回答と、うちの場合の話です。子どもの様子や家庭の状況は、それぞれ違うと思うので、あくまで参考のひとつとして読んでもらえたらうれしいです。
参考にした資料
- 厚生労働省 健康づくりのための睡眠ガイド2023
- American Academy of Sleep Medicine Recommended Amount of Sleep for Pediatric Populations: A Consensus Statement of the American Academy of Sleep Medicine
- NHS Sleep and young children
- Thorpe et al. Napping, development and health from 0 to 5 years: a systematic review
- Komada et al. Relationship between napping pattern and nocturnal sleep among Japanese nursery school children
- Staton et al. Many naps, one nap, none: A systematic review and meta-analysis of napping patterns in children 0–12 years


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