前回相談した「頭を洗うのが嫌」「目に水が入るのが嫌」問題。試行錯誤する中で、自分たちなりに新しいやり方を見つけた。
上の子(2歳児)が下の子(0歳児)に「頭洗ってるところ見せてあげる!」と声をかけて、お風呂の戸を開けて見てもらいながら、頭を洗う。その時、僕が裏声で下の子役になりきって「お姉ちゃん、すごい!」と言うと、上の子が「すごいでしょ!」と自慢げに応える。
このやり方をしてから、お風呂に入るのも、頭を洗うのも嫌がらなくなった。なぜこれが効いているのか、チャッピーに聞いてみた。
チャッピーに聞いてみた
色水・氷より一段強い可能性がある
いきなりの高評価で、正直ちょっと嬉しかった。理由は、「嫌なことを楽しい物で釣る」だけでなく、頭を洗われる自分の立場そのものを、「嫌なことをされる子」から「妹に見本を見せるお姉ちゃん」に変えているからとのこと。
効いている理由は4つ
- 主導権が変わった:髪を洗うこと自体は同じでも、「やらされる」から「見せてあげる」に本人の役割が変わった
- 「お姉ちゃん」という役割が気持ちいい:妹に教えてあげられる自分、妹よりできる自分が成立して、「すごいでしょ!」に繋がっている
- パパの裏声が、ごっこ遊びになっている:本当はパパが言っていると分かっていても、本人がその世界に乗れば成立する
- 注意の向き先が変わった:「目に水が入ったら嫌だな」ではなく、「妹が見ている」「褒めてもらえる」「自慢したい」に意識が移っている
特に、このやり取り自体が肝だと言われた。
下の子役「お姉ちゃん、すごい!」
上の子「すごいでしょ!」
これ、ただ褒められているだけじゃなく、本人が「私はできる側なんだ」と自分で言葉にしているんだ、と言われて、なるほどと思った。
このまま続けていい
「いつまでもこれに頼ったらダメかな」とは考えなくていいらしい。嫌がらなくなった状態が何週間か定着すれば、自然に下の子役をやらない日も出てくる、くらいの気持ちでいいとのこと。
他のイヤイヤにも応用できる
ポイントは、「お姉ちゃんだから我慢しろ」ではなく「妹に見せてあげる遊び」にすることらしい。
歯磨きなら
「妹ちゃん、歯磨きってどうするのか見たいんだって」
パパ裏声「お姉ちゃん、あーってできるの?」
上の子「あー!」
「わー!お口開けられた!すごい!」
着替えなら
「妹ちゃんまだ自分で服着られないから見せてあげようか」
「お姉ちゃん、腕どこから出すの?」
パパ裏声「出たー!すごーい!」
手洗いなら
「妹ちゃんに手の洗い方教えてあげて」 「最初は何するんだっけ?」
慣れてきたら、「すごい!」だけでなく「おめめ自分で隠せた!」「今日は泣かずにジャーできたね」のように、できた行動を具体的に言葉にしてあげるのもいいらしい。
一方で、こうもはっきり言われた。
「妹ちゃんはできるのに」「お姉ちゃんなんだからできるでしょ」には絶対にしない方がいい
同じ「妹を使う」方法でも、これだと「誇らしいお姉ちゃん」が「お姉ちゃん役を強制される」に変わってしまうらしい。ここは気をつけたい。
まとめ
以前と今で、流れがこう変わった。
以前
- お風呂
- 嫌な髪洗い
- 目に水が入るかも
- 拒否
今
- お風呂
- 妹に見せる
- お姉ちゃんの出番
- すごいでしょ!
グッズを増やすより、
「この行動を、本人がちょっと誇らしくなる役割に変えられないか」を考える。
今回のことで、この視点をもらえた気がする。次のイヤイヤが来た時も、まずこの切り口を試してみようと思う。


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