チャイルドシートで寝るのは大丈夫?知っておきたい注意点

チャイルドシートに座る赤ちゃんのイラスト 健康・体調管理

車移動中、下の子(約5ヶ月)も上の子(2歳児)も、チャイルドシートに座ったまま寝てしまうことがよくある。チャイルドシートで寝ること自体にリスクはあるのか、長時間になった時に何か気をつけるべきサインはあるのか、チャッピーに聞いてみた。

チャッピーに聞いてみた

走行中に寝ること自体は問題ない

正しく装着されたチャイルドシートで、走行中に寝てしまうこと自体は問題ないらしい。アメリカ小児科学会(AAP)は、乳児が走行中の車内で、正しい角度・正しいハーネスで装着されたチャイルドシートに乗って寝てしまうことは許容されるとしているとのこと。

下の子のような乳児では、後ろ向き・メーカー指定のリクライニング角度・ハーネスをしっかり締めることが重要らしい。角度が起きすぎていると、頭が前に落ちてあごが胸につく姿勢になり、気道を狭める「体位性窒息」のリスクがあるとのこと。

上の子(2歳児)も、走行中に寝ること自体は普通とのこと。眠ったからといってハーネスを緩めたり、頭を固定するための市販クッションを追加したりせず、チャイルドシート本来の使い方のままにするのがいいらしい。

上の子は寝るとき、顔がハーネスの胸元部分にめり込んだり、背もたれに変な角度で沈み込んだりと、かなりすごい格好で寝ていることがある(笑)

これも、この後に出てくる「あごが胸についている」「鼻・口が塞がれそう」に当てはまっていないかだけ確認すればよさそうだ。単に頭が横や後ろに傾いているだけなら、見た目が多少不格好でも気にしなくていいらしい。

車を降りた後は、ベビーシートの中で寝かせ続けない(乳児の場合)

これは一般的な注意点で、我が家に直接関係する話ではないが、乳児については、車を降りた後もそのままチャイルドシートで昼寝を続けさせるのはおすすめしないらしい。

チャイルドシートなどの「座位になる器具」は乳児の通常の睡眠場所として推奨されておらず、寝ていたら安全かつ可能になり次第、硬く・平らで・傾斜のない乳児用の寝床へ移すのが基本らしい。

  • 車で寝る→到着→ベビーシートごとリビングへ運んで寝かせ続ける ❌
  • 車で寝る→到着→ベビーベッドなどへ仰向けで移す ⭕

特に当てはまりやすいのが、車のベース部分から外して持ち手で運べる「キャリータイプ」のベビーシートらしい。取り外して運べる分、そのまま家の中でも寝かせ続けたくなるが、これも同じ注意が必要とのこと。

我が家は据え置きタイプだが、上の子が赤ちゃんの頃、あまりにも寝ない子だったので「キャリータイプにしておけばよかったね」と夫婦でよく話していた。車の中だとすんなり寝るのに、チャイルドシートから降ろすと決まって起きてしまっていたので・・・

今にして思えば、仮にキャリータイプを使っていたとしても、そのまま寝かせ続けるのは良くなかったことになる。当時の悩みが、また違った角度から見えて面白かった。

せっかく寝たのに移すと起きてしまうこともあるが、安全面では睡眠の継続より移動を優先した方がいいとのこと。

実際、睡眠中の乳児の死亡例を調べた研究では、座位の器具で起きたケースのうち約6割がチャイルドシートだったが、その多くは本来の使い方から外れていたケースだったらしい。問題になりやすいのは「車外で睡眠場所として使う」ケースとのこと。

取り外したベビーシートを、ベッド・ソファ・テーブルなど高い場所や柔らかい場所に置くのも避けた方がいいらしい。転倒・落下や、シートが傾いて姿勢が崩れる事故が報告されているとのこと。

長時間になった場合に見るべきサイン

「○分寝たら危険」という明確な境界はなく、姿勢・呼吸・体調を見るのが大切らしい。こういった様子があれば、すぐ停車して確認するといいとのこと。

  • 頭が前に大きく倒れ、あごが胸についている
  • 顔が横や下を向き、鼻・口が塞がれそう
  • 呼吸が苦しそう、いつもと違う、いびきのような呼吸音がする
  • 呼吸が弱い、長い無呼吸がある
  • 唇や顔色が青紫・灰色・極端に青白い
  • ぐったりして起こしにくい
  • 汗びっしょりなど、明らかに暑そう

特に「あごが胸につく」姿勢は見逃したくないポイントとのこと。座った状態で頭が前に倒れると気道が塞がれる可能性がある、と米国NIHのSafe to Sleepも注意しているらしい。

長距離ドライブでは、日中ならおおむね2〜3時間ごとに、チャイルドシートから出して体勢を変える休憩を取ることが勧められているとのこと。これは「2時間を超えたら危険」という意味ではなく、授乳・オムツ・身体を伸ばす機会を定期的に作ろう、という実務的な目安らしい。

なお、「2〜3時間ごと」に決まった公式の基準はなく、運転中の休憩の目安(2時間ごと)が使われることが多いらしい。

運転手一人でも、現実的にはこれで十分

運転中にこまめに様子を確認するのは、正直かなり難しい。むしろ確認しようとして後ろを振り向く方が危ないのでは、と思って聞いてみた。

その通りで、運転手一人の場合、走行中ずっと監視する必要はないらしい。おすすめの流れはこう。

  • 出発前にしっかり確認する(後ろ向き、正しいリクライニング角度、ハーネスがねじれず締まっているか)
  • 走行中は基本的に運転に集中する。普通に寝て静かになっただけなら、それを理由に停車しなくていい
  • 短い移動(普段の買い物や公園までの20〜40分程度)なら、到着時に確認すれば十分
  • 長距離なら2〜3時間ごとに計画的に休憩する
  • 激しくむせる、咳き込む、呼吸が明らかに変、といった明らかな異変を感じた時だけ、安全な場所に停車して確認する

「寝て静かになった」こと自体は危険サインではないとのこと。寝た瞬間から数分おきに確認する必要はないらしい。

後部座席を映す「ベビーミラー」も必須ではないらしい。使うにしても、普通のミラー確認と同じくらい一瞬視線を向ける補助くらいに考えるのがよさそうとのこと。とはいえ、我が家は不安なので実際使っている。

一番大事なのは「常時監視すること」より、最初から頭が前に落ちにくい正しい角度にしておくことらしい。出発前の装着確認さえきちんとやっておけば、あとは普通に運転に集中していいとのことだが、それでも「もしも」を考えると、正直まだ少し落ち着かない気持ちは残る。

「首がすわったから」は理由にならない

5ヶ月になると新生児期より首のコントロールはかなり良くなるが、1歳まではAAPの安全睡眠ルールの対象とのこと。「もう首がすわったから、車外でもチャイルドシートで寝かせていい」とはならないという点は押さえておいた方がいいらしい。

なお、「車を降りた後は寝かせ続けない」というこの基準は、あくまで1歳未満の乳児向けの安全ルールとのこと。上の子(2歳児)くらいになると、首や姿勢のコントロールもしっかりしてくるので、同じレベルで神経質になる必要はないらしい。

まとめ

移動中に寝る→そのままでOK、長距離なら2〜3時間ごとに休憩、乳児が到着後もまだ寝ているならベビーベッドなどへ移す。このくらいシンプルに覚えておけば十分と分かった。

上の子の時に「キャリータイプなら楽だったのに」と思っていたのは、実は今回の話とは少しズレていた、というのも面白い発見だった。

参考にした資料

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※この記事は、育児中のパパの体験と、AI(チャッピー)の回答をもとにまとめたものです。医療や専門的なアドバイスではありません。お子さんの体調や発達で心配なことがある場合は、かかりつけ医や自治体の窓口にご相談ください。
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